たった3泊4日なのに、なぜ私のスーツケースは28インチにパンパンで破裂寸前だったのだろう?
初めての日本旅行を準備していた頃のことが鮮明に思い出されます。もしかしたら寒いかもと持っていった予備の上着、もしかしたら肌荒れするかもと家で使っていた大容量クレンジングオイル、もしかしたら退屈するかもと持っていった本一冊まで。ワクワクと不安が入り混じった気持ちは、そのままスーツケースの重さになりました。しかし、東京の成田空港に降り立った瞬間から、それはロマンではなく苦行の始まりでした。果てしなく続く乗り換え通路、エレベーターも見当たらない地下鉄駅の急な階段の前で、20kgのスーツケースを抱えてヒーヒー言っていた自分の姿は、今思い出してもゾッとします。
特に日本の都心は、スーツケース旅行者にとってあまり親切ではない瞬間が多いです。ビジネスホテルはスーツケースを広げると足の踏み場もなく、古い飲食店や商店では荷物を置くスペースさえ見つからないこともあります。「もしかしたら」と思って持っていった荷物が、結局毎日の行動を妨げ、体力を削る厄介者になるのです。過度な荷物は旅行の自由を縛る足かせだと、その時身をもって悟りました。
あの頃の私のように、初めての日本旅行を前に「これも必要かな?」とあらゆるものを詰め込んでいるあなたのために、この記事を書いています。あなたのその不安な気持ちを利用して、スーツケースの中の不要な荷物を一つずつ取り除いていこうと思います。軽くなったスーツケースの分だけ、あなたの旅行もずっと自由になるでしょう。さあ、それではまず最初に減らせるものから見ていきましょうか?
思い切って抜いても大丈夫、日本現地調達アイテム
さあ、それでは苦労して閉めたあのスーツケースをもう一度開けてみましょうか?まず最初に重さを占める主犯、ずっしりとしたバス用品ポーチから取り出してみましょう。結論から言うと、シャンプー、リンス、ボディソープ、洗顔料、さらにはパジャマまで。たいていのものは日本にあります。しかも、私たちが家で使っているものよりもはるかに良い品質で。
日本はホテルのアメニティに本気な国です。「ただ石鹸とシャンプーが一つあるだけだろう」と思ったら大間違いです。アパホテルやドーミーインのような一般的なビジネスホテルチェーンに行くだけで、資生堂、ポーラ、DHCといったおなじみのブランド製品が大容量ポンプで備え付けられています。品質が素晴らしく、髪がゴワゴワになるどころか、髪質が良くなる不思議な体験をするほどです。旅館や高級ホテルは言うまでもありません。パジャマもかさばる綿のパジャマではなく、ホテルに備え付けの浴衣やワッフル素材の快適な室内着を着てみることをお勧めします。それだけで旅行気分がぐっと盛り上がりますよ。
もちろん、「私は肌が敏感だから、いつも使っているものしか使えない」とか「Airbnbに泊まるからアメニティがない」と心配するかもしれませんね。ご心配なく。そんな時は、宿泊施設へ向かう途中に少し周りを見渡してみてください。ドン・キホーテ、マツモトキヨシのようなドラッグストアや、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートのようなコンビニエンスストアがあなたを待っていますから。ここに行けば、日本でも有名な「専科パーフェクトホイップ」や「ビオレクレンジングオイル」のような定番製品の旅行用サイズが300~500円程度でとても簡単に手に入ります。むしろ、日本では手に入りにくい新商品や地元の人のおすすめアイテムを発見して「人生の逸品」を掘り出す楽しみもありますよ。わざわざ家から重いものを持ってきて、使い切らずに捨てるよりもずっと経済的で賢い選択です。
天気によって悩む傘も同様です。天気予報で雨の予報があっても、かさばる3段傘を持っていく必要は全くありません。日本では急な雨が多いため、ほとんどのコンビニエンスストアでは500円から700円で丈夫で綺麗なビニール傘を販売しています。韓国の使い捨て傘とは比べ物にならないクオリティで、旅行中ずっと使え、お土産として持ち帰る人も多いです。身軽に出かけて雨に降られたら、現地の人と同じようにスマートにコンビニエンスストアに入って傘を買って使う、それが本当の旅の醍醐味ではないでしょうか?
このようにバス用品と雑多な生活用品を減らすだけで、スーツケースのスペースが目に見えてゆったりするはずです。この貴重な空きスペースは、旅行の自由とショッピングの楽しさで満たせば良いのです。しかし、だからといってスーツケースを空っぽにしていくわけにはいきません。次の章では、こうして節約したスペースに「これだけは韓国から必ず」持っていくべき、本当に必要なものたちを詰めていきましょう。
これだけは必須!スーツケースに入れるべきアイテム
さて、大胆に荷物を減らしたおかげで、スーツケースのスペースには余裕ができました。今度は、現地では手に入りにくいものや、ないと旅行の質が著しく低下する、本当に貴重なものだけを詰める番です。多くはありません。この4つだけを覚えておいてください。
一つ目、足と一体化した快適な靴。これは妥協の余地がありません。日本旅行は「丈夫な二本の足」が交通パスと言われるほど、歩きの連続だからです。一日2万歩は本当に基本で、可愛い路地や商店街に惹かれて歩いていると3万歩を超えることもしばしばです。おしゃれだからと持っていった新しい靴やヒールの高い靴は、初日の夜からあなたを恨むことになるでしょう。旅行の最低一週間前から十分に履き慣らしたスニーカー、その中でもクッション性の良いウォーキングシューズやランニングシューズが最高の選択です。万が一に備えて、水ぶくれ防止バンドやふかふかのインソールを持っていくのも非常に賢明な保険です。
二つ目、電子機器の命綱セット。それは110Vアダプター(豚の鼻)、大容量モバイルバッテリー、そしてマルチポート充電器です。日本のホテルはコンセントが不足していることが多く、ベッドサイドにない古い構造もまだ残っています。それぞれのアダプターを持っていく代わりに、USBポートが複数付いたマルチ充電器一つに豚の鼻を一つ挿すだけで、すべての機器を一度に充電できて便利です。モバイルバッテリーは言うまでもありません。Googleマップでの道案内、Papago翻訳、写真撮影、モバイルSuica決済などをしていると、スマートフォンのバッテリーは文字通り溶けていきます。最低10,000mAh以上、頼りになる容量のものを持っていきましょう。
第三に、意外な旅行のチートアイテム、小銭入れと折りたたみ式エコバッグです。日本は依然として現金、特に小銭を使う機会が多い国です。500円玉1枚が約5,000ウォンに相当するので、ポケットでジャラジャラさせて失くすと悔しいですよね。口が広くて小銭が一目で分かり、取り出しやすい小さな小銭入れが、レジでの手間を半分に減らしてくれます。折りたたみ式エコバッグも必須です。日本ではほとんどの店でレジ袋が有料だからです。コンビニでちょっとしたお菓子を1、2個買うたびに3~5円払うのも意外と惜しいですし、複数のレジ袋を持ち歩くのも面倒です。ポケットにすっぽり入る軽いエコバッグ1つで解決しましょう。
最後に、自分の体に合った常備薬。日本のドラッグストアは万能薬の宝庫のように見えますが、いざ体調を崩した時に自分に合った薬を見つけるのは簡単ではありません。成分が微妙に違ったり、言葉の壁のために症状を正確に説明するのが難しいからです。普段飲んでいる胃腸薬、鎮痛剤、下痢止め、アレルギー薬程度は小さなポーチに必ず入れておきましょう。特に定期的に服用しなければならない処方薬は、英文の処方箋と一緒に十分な量を準備するのが安全です。個人医薬品の持ち込み規定が気になる場合は、出発前に日本の厚生労働省のホームページを確認する習慣をつけるのが良いでしょう。
結論:軽いスーツケース、豊かな旅
旅の本質は、新しい経験で自分を満たすことであって、元々あった荷物を運ぶ過程ではありませんよね。スーツケースを軽くするいくつかの習慣だけで、旅ははるかに自由になります。先ほど用意した必需品以外に、旅の質を落とさずに荷物を劇的に減らす最後のポイントを挙げます。
まず、服装は「重ね着(レイヤード)」が正解です。厚手のセーター1枚よりも、薄手の機能性インナー、基本のTシャツ、カーディガンや薄手のフリース、そして防風兼用の軽量アウターの組み合わせがはるかに賢明です。朝晩肌寒い春や秋の気候にはカーディガンを羽織り、日中は脱いでバッグにさっと入れれば済みます。冬も同様です。汗をかくほど過剰な暖房を誇る日本の屋内や地下鉄では、厚手のニットは荷物になりますが、薄手のものを何枚か重ね着していれば、簡単に脱いで調節できます。ベージュ、ブラック、ホワイトなどの基本色を中心に持っていくと、どんな服とも合わせやすく、少ない服でも毎日違う印象を出すのに便利です。
化粧品も同じです。家に溜まっているサンプル品を持って行き、旅先で惜しみなく使い、空になった容器は捨てて帰りましょう。足りなくなったらどうするかって?ここはドラッグストアの天国、日本です。ドン・キホーテやマツモトキヨシで、ついでにシートマスクやクレンジングオイルを買って使ってみるのもささやかな楽しみです。「もしかしたら雨が降るかも」「素敵なレストランに行くかもしれないから」と持っていった予備の靴は、スーツケースの最も大きな場所を占めても、結局一度も履かない確率が90%です。「もしかしたら」はほとんどの場合「必要ない」と同じ意味だと覚えておきましょう。
そして最も重要なマインドセット。スーツケースの半分は意図的に「空きスペース」として残しておきましょう。これは単にショッピングのためのスペースではありません。日本旅行は予期せぬ「発見」の連続だからです。東京バナナ、ひよ子饅頭のような食べ物から、ロフトの可愛らしい文房具、フランフランの素敵な生活雑貨、コンビニで見つけた限定のお菓子、さらには小さな神社でいただいたお守りまで。旅の思い出が宿る品々で満たされる、あなた自身のスペースなのです。パンパンのスーツケースは新しいものを入れる機会を奪いますが、ゆとりのあるスーツケースは旅の可能性を広げてくれます。
こうして空けたスーツケースの真価は、空港を出た瞬間から明らかになります。エレベーターのない地下鉄の乗り換え通路の果てしない階段、ぴったりのサイズが見つかりにくいコインロッカー、宿泊施設まで歩かなければならないアスファルトの道の上で、あなたは自分自身を褒めることになるでしょう。ヒーヒー言いながら荷物を引く代わりに、軽やかに周囲の風景を楽しむ余裕が生まれるからです。荷物の重さを減らした分だけ、あなたの旅はより豊かな経験と思い出で満たされることでしょう。