日本旅行中に病院へ行くことになったら?慌てずに対応する方法
"日本の病院 - 出典 pexels

日本で体調を崩したら本当に途方に暮れます。事前に知っておくことが大切です

旅行中に体調を崩すのは本当に最悪ですよね。
しかも日本で体調を崩すと、さらに途方に暮れてしまいます。言葉も通じないし、システムも違うし、保険の適用はどうなるのかも分からないし。

私も昨年、東京旅行中に突然39度の高熱が出ました。
ホテルのスタッフに「近くの病院に行ってください」と言われましたが、どこに行けばいいのか、保険がどのように適用されるのか全く分からず、
結局、薬局で解熱剤を買ってホテルで2日間寝込んでいました。

今になって思えば、あの時病院に行っていれば一日で回復したでしょう。
日本の医療は高額ですが、システムは整っており、韓国語対応可能な病院も意外と多いのです。

そこで、この記事では緊急時の連絡先、病院に行く方法、韓国語対応可能な病院の探し方、保険請求まで、
旅行中に体調を崩した時に本当に必要な情報だけをまとめました。


📑 目次

  1. まず知っておくべき緊急連絡先
  2. 状況別の対処フローチャート
  3. 日本の病院の種類と診療時間
  4. 韓国語・英語対応可能な病院の探し方
  5. 日本の病院の診療の流れ
  6. 診療費はどのくらいかかるのか
  7. 旅行者保険を請求する方法
  8. 症状別の日本語表現
  9. 出国前に必ず準備すべきこと

🚨 まず知っておくべき緊急連絡先

これは本当に出国前に携帯電話に保存しておいてください。
一度も使わなくても良いですし、一度でも使えば人生を救われます。

状況番号言語費用
救急車・消防 119 韓国語通訳可能無料
警察 110 日本語が主無料
JNTO多言語ホットライン +81-50-3816-2787 韓国語24時間無料
韓国領事コールセンター +82-2-3210-0404 韓国語24時間無料(アプリ)
在外韓国人緊急医療相談 +82-44-320-0119 韓国語24時間無料

💡 119 韓国語通訳を受ける方法

119に電話すると日本語で対応されます。慌てずに 「Korean please」 または 「カンコクゴ(韓国語)」 と言ってください。
1~2分以内に韓国語通訳が接続されます。 24時間365日、無料です。
通訳が接続されるまで絶対に電話を切らないでください。

💡 領事コールセンター vs 119 の違い

  • 119 → 本当に緊急(救急車を呼ぶ時)
  • 領事コールセンター → 非緊急(病院の紹介、通訳のサポートなど)
  • 在外韓国人緊急医療相談 → 韓国の医師に症状を相談したい時

私は韓国のカカオトークチャンネルで119緊急医療相談を受けたことがあります。
「このくらいの症状なら病院に行くべきですか?」と尋ねると、韓国の医師が親切に答えてくれます。


🩺 状況別の対処フローチャート

症状によって行くべき場所が異なります。むやみに大きな病院に行くと本当に高額になります。

🟢 軽い症状(風邪・消化不良・軽い頭痛)

→ ドラッグストアで薬を購入
→ マツモトキヨシ、ウエルシアなど薬剤師が常駐している場所
→ 韓国語メニューがある店舗も多い

🟡 中程度の症状(持続する発熱・腹痛・咽頭炎・軽い怪我)

→ クリニックを受診
→ 町の小さな病院。韓国の一次医療機関のような感じ
→ 診療費約3,000~7,000円
→ 予約なしで受診可能(一部は電話予約を推奨)

🟠 重い症状(高熱・激しい腹痛・骨折・重い怪我)

→ 総合病院の救急外来
→ 外来診療は平日午前のみの場合が多い
→ 診療費 5,000~15,000円
→ クレジットカードが使える場所が多い

🔴 緊急状況(意識不明・激しい出血・呼吸困難・重い事故)

→ 直ちに119に電話 → 救急車を呼ぶ
→ 移動距離は無料
→ 韓国語通訳を依頼可能
→ 迷わずとにかく電話してください

💡 最もよくある間違い

旅行者が最もよくする間違いは、むやみに大きな総合病院に行くことです。
日本の総合病院は、クリニックの紹介状がないと選定療養費として5,000~7,000円が追加されます。
軽い症状ならまずクリニックに行ってください。


🏥 日本の病院の種類と診療時間

日本の病院は韓国とは分類が少し異なります。

種類日本語特徴診療時間
ドラッグストアドラッグストア薬の購入、薬剤師相談 9~22時 (一部24時間)
クリニッククリニック町の小さな病院平日9~17時、土曜午前のみ
総合病院病院入院・手術可能外来は平日午前が主
救急外来救急外来夜間・休日緊急 24時間

🔍 診療科目の日本語を覚える

  • 内科 (ないか) → 内科
  • 外科 (げか) → 外科
  • 小児科 (しょうにか) → 小児科
  • 耳鼻科 (じびか) → 耳鼻咽喉科
  • 皮膚科 (ひふか) → 皮膚科
  • 眼科 (がんか) → 眼科
  • 歯科 (しか) → 歯科
  • 整形外科 (せいけいげか) → 整形外科

Googleマップで「内科 + 町の名前」で検索すると、近くの内科クリニックが表示されます。

⏰ 診療時間の落とし穴

日本のクリニックは昼休み休診がほとんどです。
通常 12~14時または13~16時は閉まっています。
これを知らずに行って、無駄足になるケースが本当に多いです。Googleマップで営業時間をご確認ください。


🇰🇷 韓国語・英語対応可能な病院の探し方

これが本当に重要です。韓国語が通じる病院を見つければ、診療の難易度が半分になります。

🥇 JNTO 医療機関検索(公式)

日本政府観光局が運営する外国人患者対応医療機関検索システムがあります。
- 韓国語対応医療機関の検索が可能
- 地域・診療科目別のフィルタリング
- 24時間多言語コールセンター連携

私もこれを知って本当に心強かったです。事前にお気に入り登録しておくことをお勧めします。

🥈 韓国領事館推奨病院リスト

各領事館で韓国語対応可能な病院リストを公開しています。
- 駐日本国大韓民国大使館 (東京)
- 駐大阪大韓民国総領事館 (関西)
- 駐札幌大韓民国総領事館 (北海道)
- 駐福岡大韓民国総領事館 (九州)

ご自身の旅行地域の領事館サイトにアクセスし、「韓国語対応病院」で検索すると表示されます。

🥉 Googleマップ検索のヒント

急ぐ場合はGoogleマップで直接探すのが早いです。
「Korean speaking clinic [都市名]」
「International clinic [都市名]」
「English speaking doctor [都市名]」

レビューに韓国語の口コミがある場所なら、さらに安心です。

💡 ホテルコンシェルジュに聞くのが意外と正解

特に4つ星以上のホテルは、韓国語・英語対応可能な病院リストを独自に保有しています。
フロントで「I need a hospital」または「韓国語が話せる医師がいるところ」とお願いすれば紹介してくれます。
ホテルでタクシーも呼んでくれます。


📋 日本の病院の診療の流れ

初めて行くと本当に途方に暮れます。事前に流れを知っておくとずっと楽になります。

1段階。受付

  • 入口に入って受付デスクへ
  • パスポート提示(外国人身分確認)
  • 問診票作成 → 英語・韓国語版を依頼

2段階。問診票作成

問診票に記入する項目です。事前に回答を用意しておくと早いです。
- どこが痛いか
- いつから痛いか
- 痛みの程度(1~10)
- 既存の疾患・服用中の薬
- アレルギーのある薬

3段階。待機・診療

  • 待合室で名前が呼ばれるまで待機
  • 診察室へ案内される
  • 医師が症状を確認 + 診察
  • 必要に応じて血液検査・レントゲンなど

4段階。処方・計算

  • 処方箋を受け取る
  • 会計窓口で診療費を計算
  • クレジットカードは大きな病院のみ可能。クリニックは現金が主
  • 領収書・診療明細書は必ず保管 (保険請求用)

5段階。薬局で薬を受け取る

  • 日本は診療と薬が分離するシステム
  • 処方箋を持って近くの薬局(調剤薬局)へ
  • 薬代は別途支払い
  • 薬剤師が服用方法を説明してくれる(分からなければ通訳アプリを活用)

私は最初、診療費だけ払って薬は受け取らずに出てしまい、ホテルに戻ってから気づきました。
処方箋を受け取ったら必ず薬局に行くことを忘れないでください。


💰 診療費はどのくらいかかるのか

日本の医療費は高額です。韓国の健康保険は適用されませんからね。
全額自己負担なので、価格帯を知っておくことが重要です。

診療形態予想費用備考
クリニック初診 5,000~10,000円薬代別途
総合病院外来 10,000~20,000円検査含む場合↑
救急外来夜間 15,000~30,000円夜間加算金
レントゲン 3,000~5,000円 1回
血液検査 5,000~10,000円項目別
救急車利用無料日本は無料
入院(1日) 30,000~50,000円一般病室基準

💡 費用節約のヒント

  • 旅行者保険への加入は必須。これが本当に大きな違いを生みます。
  • 一部の保険は現地で保険会社のホットラインに連絡 → 非現金処理(キャッシュレス) が可能
  • キャッシュレスができない場合は、一旦ご自身で支払い → 帰国後に請求
  • 領収書・診断書・処方箋は必ず保管

💡 クレジットカード利用の可否

  • 総合病院 → クレジットカードはほとんど可能
  • クリニック → 現金のみの場所が多い
  • 救急外来 → 現金が主

病院に行く前に現金5万円程度は持っていくのが安全です。


📝 旅行者保険を請求する方法

これをしっかり準備しておけば、診療費のほとんどが返還されます。

🎫 出国前の準備

  • 旅行者保険に加入 (韓国で1~2万ウォンあれば十分)
  • クレジットカードの無料旅行者保険を確認(該当カードで航空券決済時に自動加入される場合あり)
  • 保険証券PDFを携帯電話に保存
  • 保険会社の24時間ホットライン番号を保存

🏥 日本現地で

  1. 診療前に保険会社のホットラインに連絡 → キャッシュレス(現地での支払い不要)の可否を確認
  2. キャッシュレス可能な場合 → 保険会社が病院に直接支払い
  3. キャッシュレス不可の場合 → 一旦ご自身で支払い後、帰国後に請求
  4. 必要書類を揃える

📋 請求時に必要な書類

  • 領収書(原本)
  • 診断書 (Diagnosis)
  • 処方箋
  • 薬代の領収書
  • 保険金請求書(保険会社指定の様式)
  • パスポートのコピー(出入国スタンプ確認用)

⏰ 請求期限

ほとんどの保険会社は帰国後2~3ヶ月以内に請求する必要があります。
後回しにせず、帰国したらすぐに請求してください。

私はクレジットカードの自動加入旅行者保険で、東京での診療費全額を返還してもらいました。
現代カード・サムスンカードなど、ほとんどのカード会社で航空券決済時に自動加入されます。確認してみてください。


🗣️ 症状別の日本語表現

言葉が通じなくても、このいくつかを知っていれば診療が可能です。
翻訳アプリと一緒に使えばほぼ完璧です。

🤒 よく使う表現

  • 熱があります (ねつがあります) → 熱があります
  • 頭が痛いです (あたまがいたいです) → 頭が痛いです
  • お腹が痛いです (おなかがいたいです) → お腹が痛いです
  • 吐き気がします (はきけがします) → 吐き気がします
  • 下痢です (げりです) → 下痢です
  • 喉が痛いです (のどがいたいです) → 喉が痛いです
  • 咳が出ます (せきがでます) → 咳が出ます
  • めまいがします (めまいがします) → めまいがします

💊 アレルギー・基礎疾患

  • 〜にアレルギーがあります (〜にアレルギーがあります) → 〜にアレルギーがあります
  • 薬を飲んでいます (くすりをのんでいます) → 薬を服用中です
  • 妊娠しています (にんしんしています) → 妊娠中です

🚨 緊急表現

  • 救急車を呼んでください (きゅうきゅうしゃをよんでください) → 救急車を呼んでください
  • 病院に行きたいです (びょういんにいきたいです) → 病院に行きたいです
  • 韓国語通訳をお願いします (かんこくごつうやくをおねがいします) → 韓国語通訳をお願いします

📱 おすすめ翻訳アプリ

  • Papago → 日韓翻訳に最適です
  • Google翻訳 → カメラ翻訳(薬の袋を読む時に便利)
  • DeepL → 自然な文章翻訳

症状を事前に韓国語でメモしておき、翻訳して見せるのが最も早いです。


📋 出国前に必ず準備すべきこと

事前に準備しておけば、本当に大変なことになった時に後悔しません。

✅ 旅行者保険に加入(またはクレジットカードの自動加入を確認)
✅ 保険証券PDFを携帯電話に保存
✅ 保険会社の24時間ホットライン番号を保存
✅ 119、領事コールセンターの番号を保存
✅ ご自身の服用薬の英文処方箋(慢性疾患の方)
✅ アレルギー情報の英文メモ
✅ 常備薬(解熱剤、鎮痛剤、下痢止め)
✅ 現金5万円程度(病院費用)
✅ Papago・Google翻訳アプリをダウンロード
✅ JNTO医療機関検索ページをお気に入り登録

私はこれらを全て準備して行ったので、本当に安心できました。
一度も使わなくても良いですし、一度でも使えば人生を救われます。


📚 より詳しい公式情報

緊急時の対処法を詳しく知りたい方のために、公式情報源をご紹介します。

どちらも韓国語で詳しく案内されています。出国前に一度目を通しておくことを強くお勧めします。


💭 まとめると

日本旅行中に体調を崩すことは誰にでも起こりうることです。
事前に準備しておけば、慌てることはありません。

  • 緊急時 → 119(韓国語通訳可能)
  • 非緊急診療 → まずクリニックへ
  • 韓国語対応病院 → JNTO・領事館サイトで検索
  • 保険処理 → 領収書・診断書は必ず保管

旅行出発前に5分だけ時間を投資して、上記のチェックリストを確認してください。
その5分が、いざという時に本当に大きな違いを生み出します。

健康な旅行になりますように。それでも万が一に備えて、この記事をもう一度見てから行ってくださいね。